40代真ん中の日々

楽しいこと見つけたい日々のブログです

GW後半




実家に行ってきた。


行く前は気が重くて仕方がなかったけど、行ってみたら意外と楽しかった。


電話や妄想ばかりだとわからないけど、会って話してみたら意外と大丈夫なこともあったり。


父は婿と孫の名前を忘れていた。思い出すことも出来なかった。


娘は友だちのおじいちゃんはもっと認知症が進んでいる話を聞いていたのでそんなに悲しくはなかったと言った。


わたしもその話をきいていたので、父に夫と娘の名前を紹介しているうちに笑ってしまった。


みんなで笑った。なんか明るくできてよかった。


わたしはいつもネガティブ思考だけど、なぜか明るく接することができて自分で驚いた。


父はいろいろ忘れてはいるけど、日常生活は困っていないし、1人で病院や買い物に行っている。


わたしたち家族が認知症外来を勧めてはいるけど、そこは断固拒否。


「病院には行かない」ってはっきり。


母は進行を遅らせると言われる薬を飲んで欲しいと願っていて、わたしに父に病院に行くよう説得して欲しいと常々言っている。


わたしも勧めたし、連れて行くつもりで誘ってはいるがそこだけは「行かない」とはっきりと意志を持つ。


母は自分が自由に出掛けられなくなるのがイヤだから父に早く病院に行ってもらって、なんとか留まってもらいたいのだ。


それでわたしにいろいろと言ってきていて、それがわたしは憂鬱でしょうがなかった。


いくら娘でも嫌がる父を連れては行けないし、出来ないものは出来ないし。


落ち込んだり憂鬱になったりいろいろ考え込んだりして、結局行き着いたのは、病院に行きたくないと言うなら、母が面倒見きれなくなったら施設に行くしかない、それがイヤなら早く病院に行かないと、という着地点。


父母にも話した。


長生きするのも大変だね・・・というわたしの気持ちの着地点。


帰ったらテレビで年金暮らしの高齢者インタビューがやっていて娘と見た。


みんな食費節約について話していた。


「やだなーおばあちゃんになったらこんなこと気にして暮らすんだ」と、娘。


あー夢がないよね、長生き人生の。


見るんじゃなかった・・・いや、これを教訓に経済を学んだらいいんじゃない?


貯金するとか。


実家に行くのが終わったのであとは特になにも予定はない。


息子の制服を丈出しに持って行くくらい。


気持ちが軽くなった。